忙しい現代っ子だからこそ！プログラミング教育を効率よく学習しよう
近年、AIやロボット技術が目覚ましく進化し、我々の生活に大きな変革をもたらしています。
将来的には、さらに多くの仕事がAIやロボットに置き換わることが予想されています。
こうした社会の変化に対応するため、これまでの知識詰め込み型の教育スタイルでは不十分となってきました。
そこで注目されているのが、社会の変化に主体的に適応し、課題を発見・解決できる力を育む「プログラミング教育」です。
「プログラミング教育って、どんなことするの？」
一言で表すと、論理的思考力を育むことが小学校におけるプログラミング教育の目的です。
プログラミング教育が必修化されて3年。しかし、具体的な内容については、保護者の方々も子どもたちも、まだ十分に理解できていないのが現状です。
そこで今回は、小学校プログラミング教育の内容と、小学校でどのような学習が行われるのかを分かりやすくご紹介します。
プログラミング教育ってなに？
プログラミングとプログラミング教育は、混同されやすい言葉ですが、実は全く異なる意味を持っています。
プログラミング教育とは？
プログラミング教育とは、子供の思考力育成のための教育手法。
プログラミングの技術そのものを教えるだけでなく、「プログラミング的思考」＝「問題に対して筋道を立ててアプローチする方法や創造力、コミュニケーション能力」の育成をします。
プログラミング教育では、単にプログラミング言語を習得するだけでなく、以下のようなことを授業で学びます。
プログラミング教育は、単にプログラミング技術を習得することが目的ではありません。
プログラミングとは？
プログラミングとは、製品開発のための手段。
具体的には、コンピュータが理解できるプログラミング言語を使って、コードと呼ばれる命令を書いていきます。この作業を通じて、ソフトウェアやアプリなどの製品をつくることができます。
具体的な手順を順番に書いていくことで、コンピューターに指示を与えます。例えば、以下のようなことができます。
- ゲーム: キャラクターを動かしたり、敵と戦ったりするゲームを作ることができます。
- ロボット: ロボットに前進したり、後ろに下がったり、方向を変えたりする指示を出すことができます。
- アニメーション: キャラクターを動かしたり、効果音を出したりするアニメーションを作ることができます。
- ウェブサイト: 文章や画像を並べて、情報発信できるウェブサイトを作ることができます。
プログラミングは製品を作るための手段。一方、プログラミング教育は子供の思考力・地頭力などを伸ばすための教育方法なんですね。
しかし、両者は密接な関係があり、プログラミング教育を通じてプログラミングの基礎も学ぶことができます。
幼児から始めるプログラミング教育のメリット
プログラミング教育で、子どもたちは様々なメリットを得ることができます。
思考力・問題解決能力がアップ
プログラミング教育は、子どもたちの思考力や問題解決能力を大きく育みます。
これらの力は、学習はもちろん、日常生活でも役立ちます。
例えば、
- テスト勉強: 問題を分析し、解き方を論理的に考えることで、高得点を目指すことができます。
- 自由研究: 課題を設定し、調査・分析・まとめを行うことで、問題解決能力を鍛えることができます。
- 日常生活: 困ったときには、冷静に状況を分析し、解決策を考えることができます。
創造力・表現力も豊かに
プログラミング教育は、子どもたちの創造力や表現力も豊かにしてくれます。
さらに、プログラミング作品を他の子供たちと共有したり、発表したりすることで、
- コミュニケーション能力を高める
- プレゼンテーション能力を向上させる
- 協調性や自主性を育む
といった効果も期待できます。
情報社会への適応
今やインターネットやスマートフォンは当たり前となり、人工知能（AI）やロボットなどの技術も身近なものになりつつあります。
子どもたちが将来、社会で活躍していくためには、情報技術を理解し、活用できることが不可欠です。プログラミング教育は、情報技術の基本的な仕組みを学び、情報機器を使いこなす能力を身に付けるための重要な機会となります。
具体的には、
国際競争力強化
世界各国では、プログラミング教育が早期から導入され、教育カリキュラムに組み込まれています。特に、アメリカやヨーロッパの先進国では、小学校からプログラミングを必修科目とし、次世代のIT人材育成に力を入れています。
我が国においても、国際競争力を強化するために、プログラミング教育の推進が図られています。
子どもたちが将来、グローバル社会で活躍していくためには、国際的な水準のプログラミング能力を身につけることが重要です。小学校でのプログラミング教育は、子どもたちの国際的な競争力を強化するための重要な第一歩となります。
このように、プログラミング教育で得られる力は、将来、プログラマーやエンジニアとして働くだけでなく、どの職業に就く場合でも、必ず役に立ちます。
早ければ早いほど有利？子どもの成長に合わせたプログラミング教育
プログラミング教育は、早ければ早いほど効果的です。幼い頃からコンピューターに触れ、プログラミングを学ぶことで、情報技術への理解を深め、論理的思考力や問題解決能力などをより早く育てることができます。
近年、低年齢向けのプログラミング教材や教室も充実しており、楽しみながらプログラミング教育を学ぶことができます。ゲーム感覚で学べるものや、ロボットを動かしてプログラミングするものなど、様々な教材があるので、子どもの年齢や理解度、興味に合わせて選ぶことができます。
また、今話題の非認知能力や自己肯定感の向上にも大きく貢献します。
これにより、子どもたちがさまざまな場面で成功体験を積み重ね、自信を持って未来に向かって進んでいけるようになります。
忙しいご家庭でも安心！オンラインで始められるプログラミング教育
現代社会は、共働き家庭が増え、子どもたちは習い事や塾などの習い事に通う時間が少なくなっています。そんな忙しい現代っ子でも、通信教育を活用すれば、時間や場所に縛られずに、無理なくプログラミング教育を始めることができますよ。
隙間時間を有効活用！忙しい子どもでも続けられるスタイル
通信教育は、オンライン教材やアプリなどを使って学習できるため、時間や場所に縛られずに学習することができます。移動時や習い事の合間など、ちょっとした隙間時間を有効活用して、効率的に学習を進めることができます。
また、好きなタイミングで学ぶことができ、繰り返し学習できるのが魅力です。
講座選びを妥協せずに済む！
通信教育なら、家にいながら学ぶことができます。スクールに通う場合は、「移動時間」や「移動経路」も考慮する必要があります。しかし通信教育なら、子供に合った講座を選ぶ際、そうした移動の心配をする必要がありません。選択の自由度が高いのが大きなメリットです。
実際、質の高いスクールは都市部に多く集中する傾向にあります。しかし、郊外からスクールまで通うとなると、子供だけでは移動が難しくなります。保護者の送迎が必須となるでしょう。送迎手段が確保できない場合、選択肢は狭くなってしまいます。
通信教育は、インターネット環境があればどこでも学習することができます。都市部にしか展開していない高品質な授業を、家庭に居ながらにして学ぶことが可能です。
まとめ：何をする？はじめの一歩を踏み出そう
プログラミング教育は、将来の社会で必要となるスキルを育むだけでなく、子どもたちの成長にも様々なメリットをもたらす教育です。
プログラミング教育といっても、難しいプログラミング言語やテクニックから始まるのではありません。
国語や算数などの授業の中で、プログラミングの基本的な考え方を身につけていくことから始まります。
これからのAI時代、社会は大きく変わっていきます。
そうした変化の激しい社会を子どもたちが力強く生き抜くためには、従来の学力だけでなく、物事を論理的に捉え、主体的に課題を解決する力が欠かせません。
プログラミング教育は、そうした力を育むために必修化されたのです。
プログラミングの学びを通して、子どもたちは創造性や論理的思考力、コミュニケーション能力といった総合的な資質を培うことができます。読解力の向上や、入試でも役立つ的確な思考プロセスも身につきます。
実際、プログラミング教育は多くの家庭でも広がりをみせています。
子どもの興味に合わせて遊びながら体験できる教材が増えており、楽しみつつ着実にプログラミング思考力を養うことができますよ✨
学校以外にも、様々な学習手段を活用しながら、子供のプログラミング的思考を育んでいきましょう。
